top of page

【第4回】創業融資の申請から実行まで完全ロードマップ|手順と必要書類まとめ

  • yasuda-cpa-office
  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

おはようございます!代表の安田です。

本日は日本政策金融公庫での創業融資制度の記事の4回目です。


融資までの道のりを見える化していますか?

「申し込んだらすぐ融資される?」——実は、そうではありません。創業融資には明確な流れと準備があり、それぞれのステップで注意点があります。

今回は、公庫の創業融資をスムーズに進めるための流れと、必要書類を徹底的に解説します。


ステップ1:事前準備(時間をかけるべき最重要フェーズ)

  • 創業計画書の作成(支援機関と一緒に作成しても◎)

  • 自己資金の証明(預金通帳、定期預金、積立履歴など)

  • 設備・仕入れ等の見積書の取得

  • 履歴書、住民票、身分証明書など基本書類の準備

☑ ポイント:自己資金の出所を明確にする(見せ金NG)


ステップ2:申込・面談

  • 公庫の公式サイト、または最寄り支店で申込

  • 担当者から日程調整の連絡→面談

面談では次のようなやりとりがあります:

  • なぜこのビジネスなのか?

  • 数字の根拠は?

  • 誰をターゲットに、どう売るのか?

☑ 面談時間は30分〜60分程度。事業に対する熱意も評価されます。


ステップ3:審査(平均1〜2週間)

  • 書類チェック+面談結果をもとに融資可否を判断

  • 追加資料を求められる場合もあり

  • 電話または郵送で結果通知


ステップ4:契約・融資実行

  • 審査通過後、公庫と金銭消費貸借契約を締結

  • 銀行口座に融資額が振り込まれる(通常2〜5営業日)


よくある質問と注意点

Q. 補助金と併用できますか?

A. 可能です。ただし、スケジュールや資金用途に制限がある場合もあるため要注意。


Q. 創業後に使えますか? 

A. はい、創業から概ね2期以内であれば対象です。


まとめ:融資は「申請して終わり」ではない。準備が9割

融資を受けるということは、将来への責任を背負うということでもあります。 だからこそ、「なぜこの金額が必要か」「どう返済するか」を、しっかり言葉にできる準備が必要です。

一歩ずつ着実に進めていきましょう。




神戸の公認会計士事務所ロゴ

Komentarze


bottom of page